こんにちは☀
展覧会の日が近づいてまいりました。制作活動にスタジオのレイアウトに
大忙しの田中先生です。
ここ最近は特に疲れがひどく見え、心配になるほどだったのですが
そんな姿を毎日見るなかである発見をしたのです。
疲労の原因は、前述したように多忙なスケジュールだったり
経営者という重圧や責任だったりももちろんそうですが
そこが一番の理由でなはいと感じたんです。
疲れがピークに達するタイミングにはどこか一貫性や共通点のようなものが
存在しているんです。
それは『絵を描き終わったあと』
これだけ言うとそりゃあそうでしょと思うかもしれませんが、
何を伝えたいかというと
田中拓馬の作品には、それだけエネルギーが流れているということです。
展覧会でお披露目する特大サイズの絵を描き終えたときの疲れ切った表情、
その絵から放たれる強風のようなオーラ。
この二つを目の当たりにして
だから彼の絵はこんなにも力をくれるのか、と納得しました。
自分の中にある何かをすり減らして、絞り出して
エネルギーが注がれた絵だからこそ説得力のようなものも感じます。
色んなアーティストがいますし、
絵の上手い人表現力のある人もたくさんいます。
けれど彼はそれを何段も何段もうわまわるような
目には見えない力があると感じます。
その源はなんなのか、どうしてそれが続けられるのかは
まだまだ謎に包まれていますが
その謎がまた、アーティストとしても
人々を引き付けるのかもしれませんね…。
命を削って というと少し悲しく重たく聞こえてしまいますが(^^;
それくらい
色んな意味で勝負をかけた作品がついに今日完成しました。
6月8日、9日が
今後も田中先生が描き続けるための
エネルギーチャージの場になると思いますので
ぜひ皆様いらしてください。