こんにちは☀
だんだんと気温が上がり夏をすぐそこに感じられるようになってきました。暖かくなってくると、虫たちもうれしそうですね。
この季節の虫といえば、真っ先に浮かぶのは、蝶(butterfly)。蝶は、変化の象徴です。ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、蝶はあの羽で空を舞う前さなぎの中で一度どろどろに溶けるのです。今まであった芋虫という体をすべて溶かして新しい部位を形成する。まさにアート界に生きる田中拓馬です。過去の功績やたくさんの素晴らしい作品、でも『ずっと同じ』では生き残っていけません。時代とともに人々の価値観や好みが変わるように、己も作品もトランスフォーメーションを繰り返しているのです。
羽ばたく前さなぎの中にこもる蝶のように、頭を抱えアトリエにこもる日があるからこそ描けるものがある。絵はただ見つめるだけでも素晴らしいですが、その奥深くにどんなストーリがあるのか、どんな気持ちが宿っているのか…考えれば考えるほど何度もその世界に没入できます。
日々更新されていく田中拓馬の表現・アートは、どんな時代でも私たちを虜にします。今後はどんな作品が生まれるのか、どんなトランスフォーメーションを魅せてくれるのか。追いかけて、目撃して、体感してください。
”アート界が厳しい“今だからこそ生まれたメルカリシリーズもお見逃しなく!!
写真:2023年から2024年、スカル作品の変化。